WARNING! This is a translated version of the English Hibernate reference documentation. The translated version might not be up to date! However, the differences should only be very minor. Consult the English reference documentation if you are missing information or encounter a translation error. If you like to contribute to a particular translation, contact us on the Hibernate developer mailing list.
Translator(s): Chikara Honma <chikara-honma@exa-corp.co.jp>, Yusuke Hiroto <yusuke-hiroto@exa-corp.co.jp>
今日のエンタープライズ環境では、オブジェクト指向/リレーショナル・データベースの仕事は、 厄介で時間のかかるものであることがあります。Hibernateは、 Java環境のオブジェクト/リレーショナル・マッピングツールです。 オブジェクト/リレーショナル・マッピング(ORM)という言葉は、 オブジェクト・モデルで表現されたデータをリレーショナル、 つまりSQLベースの構造のデータに対応付ける技術のことを言います。
HibernateはJavaクラスからデータベースのテーブルへのマッピングを行うだけではなく、 データのクエリと復元機能を提供します。そのおかげで、 SQLとJDBCによる手作業でデータを操作する方法に比べて、開発時間を格段に減らすことができます。
Hibernateの目標は、プログラミング作業に関わる、共通のデータ永続化作業の95%から、 開発者を解放することです。 Hibernateは、データベース上でビジネス・ロジックを実装するストアド・プロシージャを使うだけの、 データ中心アプリケーションに対するベスト・ソリューションであるだけではありません。 オブジェクト指向ドメインモデルと、Javaベースの中間層におけるビジネス・ロジックに対して最も有用です。 しかし、Hibernateはベンダ固有のSQLコードを取り除いたり、カプセル化できます。 また表形式の表現からオブジェクトのグラフへと、リザルト・セットを翻訳する共通作業の手助けもします。
もしHibernateとオブジェクト/リレーショナル・マッピング、さらにはJavaが初めてなら、 以下のステップで進んでください:
Tomcatを使った30分間のチュートリアル 章 1. Tomcatでクイック・スタート を読んでください。
Hibernateを使う環境を理解するために 章 2. アーキテクチャ を読んでください。
Hibernateディストリビューションの eg/ ディレクトリを見てください。 そこに簡単なスタンド・アローンのアプリケーションがあります。 JDBCドライバを lib/ ディレクトリにコピーし、 お使いのデータベースに対する適切な値を指定するように etc/hibernate.properties を編集してください。 ディストリビューション・ディレクトリでコマンドプロンプトから ant eg とタイプしてください(Antを使用)。 Windows環境ならば build eg とタイプしてください。
このリファレンス・ドキュメントを第1の情報源として使ってください。 もしアプリケーション設計のさらなる情報が必要だったり、 ステップ・バイ・ステップのチュートリアルの方がお好みなら、 Hibernate in Action (http://www.manning.com/bauer) を読むことを考えてください。 またhttp://caveatemptor.hibernate.orgに来てHibernate in Actionの 例題アプリケーションをダウンロードしてみてください。
HibernateのウェブサイトにFAQがあります。
サードパーティのデモ、例、チュートリアルがHibernateのウェブサイトからリンクされています。
Hibernateウェブサイトのコミュニティ・エリアは、 デザインパターンやいろいろな統合ソリューション (Tomcat, JBoss, Spring, Struts, EJBなど)のよい情報源です。
質問があれば、Hibernateウェブサイトからリンクされている、ユーザ・フォーラムを使ってください。 またバグレポートと機能要求のために、JIRA議題トラッキング・システムを用意しています。 もしHibernateの開発に興味があれば、開発者メーリングリストに参加してください。 もしこのドキュメントのあなたの言語への翻訳に興味があれば、 開発者メーリングリストで私たちにコンタクトしてください。
Hibernateの商業的な開発のサポート、製品サポート、トレーニングはJBoss Inc.を通して利用できます。 (http://www.hibernate.org/SupportTraining/を見てください。) HibernateはJBoss Professional Open Sourceプロダクト・スイートのプロジェクトです。
この日本語版Hibernateリファレンス・ドキュメント(以下 日本語版)は、Hibernateプロジェクトの翻訳プロセスに基づいています。日本語版ならびに原文はLGPLライセンスに準じます。日本語版の翻訳者は、日本語版に対して署名以外のその他の一切の権利を放棄いたします。
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